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何か・・不幸な俺。

注意:本文にはグロテスクな表現が御座います。苦手な方は読まないようにして下さい。

~A wish to the peace~  第4話「旅立ち」

 やっと家が見えてきたぁ。何か違和感を感じる。あ!――家のドアが開きっぱなしだ。嫌な予感がする。僕は、恐る恐る家に近付いてみた。テレビの音がここまで聞こえる。そして勢いよく――廊下を見た。ぶ。思わず笑ってしまう。お母さんが廊下の奥で寝ている。ドア開きっぱなしであんな所に寝るなんて、よっぽど疲れているんだなぁ。僕はお母さんの所へ行き、声をかける。
「お母さ…」
 頭が真っ白になる。パニックで発狂しそうだ。何度も目をこする。夢ではない。今にもあらん限りの声で叫びだしそうになる。どうして…どうして…どうして!!
 これは現実だ。

 お母さんの心臓に一本の矢。矢が刺さっている部分は真っ赤に染まっている。本当に…殺されてしまった。女手一つで僕を育ててくれたお母さん。床には涙の滴が垂れる。今までありがとう―。
 そういえば。ジョゼは無事だろうか。ジョゼも狙われているかもしれない!人の心配をしている暇はないが、ジョゼは唯一の親友だ。僕は、泣きながらジョゼに電話をかけた。…出ない。何かあったのだろうか。不安だ。お母さん、せめてジョゼの身は助け…。
 ん?僕はお母さんが何かを指差している事に気付く。指先を追ってみると、そこには。
 武器の入った細長い箱があった。

 お爺ちゃん…。俺は正座しながらお爺ちゃんを見つめる。さっきから電話が鳴っているが、どうでもいい。
「色々あったよね。最後にさよならくらい…言って欲しかったな。」
 俺は既に死んでいるおじいちゃんの手を握る。俺は違和感を感じた。握っている手を離す。
 お爺ちゃんは、ぐちゃぐちゃになっている紙を握っていた。何か書いてあるようだ。紙を広げてみる。そこには星印が書いてある地図。そして、こんなことが書いてあった。
「MIXMASTERで何かが起ころうとしている。MIXMASTERへ剣を革袋に入れて持っていくんじゃ。剣は素手で触れないこと。」
 馬鹿な!お爺ちゃんは俺に死ねと言うのか。MIXMASTER、それは――。
 こことは別の世界。
 凶暴なコアが暮らす世界。
 勇気のある者が己を磨くために行く世界。
 ずっと関わらないと思っていた、MIXMASTER。正直怖いので行きたくない。しかし、行くしかないらしい。お爺ちゃんの言うことが間違っていたことはない。今回も例外ではないだろう。それに、もっと大きな理由がある。お爺ちゃんは、MIXMASTERの住民の誰かに殺されたのだろう。
 復讐してやる。

 お爺ちゃんの遺体に深いお辞儀をする。そして、お爺ちゃんが用意していてくれた細長い革袋に、剣を素手で触らないように入れる。その革袋を肩にかける。
 8年間お世話になった家を飛び出した。

 心配になった僕はジョゼの家に行った。チャイムを鳴らそうとする。その時。勢いよく扉が開かれた。僕は驚いて尻餅をついてしまった。ああ、良かった。ジョゼは無事…。僕は泣きながら言う。
「ジョゼ…。僕のお母さんが殺…。」
「俺もお爺ちゃんが殺された。」
 ジョ…ジョゼも…。どうして。
「悲しんでいる暇はない。これからMIXMASTERに行くつもりだ。おじいちゃんの遺言、そして――復讐のために。」
 何て怖い目をしているのだろう。
 何でわざわざお爺ちゃんのために恐ろしいMIXMASTERへ行くのだろう。
 何で僕はお母さんが死んだというのに、悲しいという感情しかないのだろう。
 何で僕はお母さんのために何もしようとしないのだろう。
 そう。今分かった。僕たち二人で、死を無駄にしないためにも、今起ころうとしていることを止めなければならない。
「ジョゼ。僕も怖いけど」
 悪に立ち向かうために。お母さんのために――。きっぱりとした口調で言う。
「MIXMASTERの世界へ行くよ。」

 良かった。俺はニキの決意を聞きたかった。
「とりあえず、この地図の星印があるところに行ってみよ。ここに何か手掛かりがあるはずだ。」
「地図かぁ。行ってみよ~。」
 俺達二人は、歩き出した。

 何だこれ?星印のところへ来てみたが、大きな猪の像があるだけだ。俺はもっと近付いてよく見ようとした。
「やぁ」
 今の声はニキか?しかし、ニキは驚いた表情を見せている。恐る恐る前を向くと――猪の像が口を開いた。
「やぁ。ボクの名前はモネス。君たち、MIXMASTERへ行きたいの?」
 猪が喋る、か…。これからも何が起こっても動じないようにしないとな。
「ああ。」
「もちろん!」
 迷いなどない。前に進むのみだ。
「じゃあ、MIXMASTERの大都市、マジリタに飛ばすよ~。」
 飛ばすって何だ?モネスは更に喋り続ける。
「カウントダァァァァァァウン!!3、2、1… …。」
 目の前が眩しくなる。周りの景色がなくなった。ふわふわと漂っているような感じ。これは、無――。

 周りには、さっきと違う景色が広がった。もの凄い家の数。人々がたくさん居て、皆武器を持っている。とても賑やかだ。ニキが感嘆する。
「凄い…!」
 この街の規模は大きすぎる。
 ここがマジリタ。
 俺達はMIXMASTERに来たのだ。



ぁー、小説書くのだるくなってきた

今回は長めに書いてみました。

最後まで読んでくださった方、有難う御座いました。

誤字脱字&矛盾点等ありましたら、ご指摘よろしくお願い致します。

では失礼。

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コメント

二段目の一行目の「本当に死んでしまった」
これだと主人公が殺したことになってしまうと思います。

それと何でを連呼するところを呼んでパクリと思ったのは俺だけでしょうか?
>コッ㌧
 修正しました。

 えっと。。
 「今」のとこかね?
 パクったつもりはないんだけど。
 原稿も数日前に書き終えたのだし;;
 反感を買うようでしたら書き直します。
 
女手一つで僕を育ててくれたお母さん。床には涙の滴が垂れる。今までありがとう―。


いいんですけど
立ち直りが早すぎかと
>sechs
俺もそう思いながら書いた(汗
 いぁ、立ち直ってなくてそれを隠しているということに…(黙
 

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